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 いろいろ回るがよさそうな店は見つからない。唯一お好み焼きやが値段も安く魅力的だったが、店じまいした後だったので、最初のちゃんこ屋へ入ることにする。
 最初にメニューを出されたが、ちゃんこはない。料理は普通の居酒屋と同じようだ。けれどなぜだか値段がない。店員に値段を聞いたが、聞いてこないとわからないとのいいかげんな答えしか返ってこない。
 値段がわからない所で食べる気にもならない。こんな所に限って観光客が相手だとぼったくったりするのだろう。何だかいやだなぁと思い、「ちょっと食べたいものと違ってるみたいなんで」といって店を出る。
 選択肢はもうない。スーパーへ行くことにする。ちょうど閉店間際だったので、値段が安くなっている。カレーうどんが1つ200円だ。このカレーうどんと惣菜、そして、郡上八幡の名物と思われる、うなぎの肝の串焼きを買い、車へ戻る。
 食べる場所は、観光案内所でチェック済みの温泉、美人の湯しろとりの駐車場とする。
 車中では、これまで行ったレストランの嫌な思い出の話をする。だが、やはり、値段が書いてないという今回のレストランは最悪の部類に入るだろう。
 先ほど買ったカレーうどんは、汁気がまったくなく、ぼそぼそして食べずらい。胸が詰まりそうになりながら食べる。うなぎの肝は、「TERUがあまりすきぢゃない。」というのでほとんどを1人で食べる。決してまずいわけではないが、たくさん食べるものではない。何だか最悪な夕食だ。
 美人の湯白鳥に入ることにする。時刻は8時30分。お湯はまずまずだ。浴槽も割と広い方だ。別に好きではないが、ひのき風呂なんかもある。9時30分までと結構遅くまでやっているのも好感が持てる。
 次は、宿泊地へ行く。このままここで寝てもよいとも思ったが、何だか気がひけたので、道の駅・白鳥へ行く。
 行く所がないのか、若者が地面にすわってしゃべっている。しかも、子供まで遊んでいる。もう11時近いというのに。
 構わず寝るが、停めた場所のすぐ裏が芝生広場になっており、人の往来がある。窓を少しすかしていたのでかなりうるさい。1時ごろまでそんな状態が続く。
 やっと静かになったと思ったら、3時ごろ突然警報機の音が鳴る。たぶん車の盗難警報機か何かだろう。すぐに止められないのか1分ほどすさまじい音が響く。
 目が覚めてしまったので便所に行ったら、他の人ににらまれてしまった。「ちがうよ。他の人だよ。」と言いたい気分だった。



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