八ヶ岳旅行記 2001年10月5日〜8日

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昇仙峡

 武田神社の次は、昇仙峡という渓谷へ行く。道の駅・韮崎でもらったパンフレットの地図を見ながら30分ほど運転する。ここの駐車場も有料かと思っていたが、幸い無料だ。すぐそばのおみやげ物屋に近道と書いてあったので、中を通り抜け急な螺旋階段をぐるぐると回りながら下りて、川沿いの歩行者専用通路へ。すぐ横が川なのだが、木々が邪魔をして、きれいであるだろう渓谷が見えない。
 道路には、馬車が通行していて、人を曳いている。福島県へいったとき、喜多方でも人を曳いている馬がいたが、こちらのほうが静かな所なので環境もよいだろう。
 やがて、おみやげ物屋が周囲に現れる。だが、人が結構歩いている割にはそれほど人は入っていない。薄暗くて陰気な雰囲気が漂っている。もう少し努力すれば活気も出るかもしれないのにもったいない限りだ。
宝石博物館なるものもあったが、恐ろしくて入るような雰囲気ではない。
 舗装道路もやがて終わり、途中からは、石畳になる。間もなく、石門といわれる門のような形をした大きな岩をくぐる。2つの巨岩により形成されたアーチ上の岩なのだが、微妙に上隙間があり、今にも崩れそうな不思議な岩だ。ここで写真を撮ったとき、三脚を忘れたことに気づく。
 さらに進み橋を渡る。目の前には、覚円峰という高さ180mという一枚岩がある。中国の水墨画にでも出てきそうな雰囲気だ。きっとあと半月ほどして紅葉の時期になれば、きっとさらにきれいなのだろう。

 橋を渡りきった後、左の崖では、横の岩の隙間に1円玉が大量に埋め込まれ光っているのが目につく。岩には裂け目があり、そこにみんな1円玉を埋め込んでいるのだ。一生懸命隙間に差し込もうとしている人もいる。別に特にいわれが書いてあるわけでもないので、最初に始めた人のまねをしているだけなのだろう。
 やがて仙娥滝という大きな滝に着く。三脚がないので、ぶれないように注意しながらカメラを固定して写真を撮る。
 さらに園路は続いていたが、このあたりで引き返すことにする。帰りは、行きのおみやげ物屋とは別の道を通る。特に坂が急なわけでもなく、道も何だか近いような気がする。おみやげ物屋の術中にはまってしまったようだ。
 車で、さらに奥のほうへ進むと、すぐの所でさらに賑わいでいる所を発見。こちらのほうはおみやげ物屋もまずまず活気がある。車を停めて歩いてみると、上流のほうから仙娥滝へ向かう園路があった。こちらからアクセスしたほうがどう見ても近そうだ。ほうとうの手打ち体験ができるほうとう道場なんかもあったりしてなかなか楽しそうだ。
 再び車に乗り、さらに山奥の板敷渓谷という所へ行く。途中大きなロックフィルダムを横目にしながら進む。
 先ほどまでかなり賑わいでいたのだが、このあたりはもうほとんど人がいない。わずかに1件だけぽつんと建っているほうとう屋のみ車がたくさん停まっている。しかしわざわざこんな所でほうとうを食べる人もいるのは不思議だ、よっぽどうまいのだろうか。
 板敷渓谷は、これといって大きな看板もない。周りが駐車禁止になっているのでしばらく進んで車を停められそうな場所を探すが、そのわずか500mほど先で行き止まりになる。誰も来ない所なのになぜ駐車禁止なのだろう。構わずに道路に車を停め、渓谷のほうへ。はしごのような階段を上ったり、ロープを伝ったりして、渓谷の奥の方へ進んでいく。前月に行った木曽地方の田立の滝を思い出す。
 15分ほどで大滝という滝に到着。なかなか豪快な滝だ。早速写真におさめて、一休み。
 帰りは下りなので行きよりもさらにスリリングな思いをしながら下りる。



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