風呂からあがって、車に戻る。そして今日の宿泊予定地、野反湖のほうへ。次第に暗くなり始める山道を進む。もう限りなく夜に近いというのに野反湖のほうからは車が下りてくる。穴場観光地とは言われているが、やはり花が美しい時期だけに人では多いのだろう。
野反湖の駐車場には我々の車のほかに数台が停まっていた。いずれも車中泊のようだ。駐車場脇に特産物販売所のようなものがあるのだが、そこの人が、車中泊の車1台1台に、「今日は泊まりですか?」と聞きまわっている。我々の車にも激しく窓を叩きながら声をかけてきた。返事はしたのだが、声が向こうに伝わらなかったようで、もう一度「泊まりですか?」と聞かれる。今度は大きな声で返事をしたら、トイレの電気がつかないので使用の際は懐中電灯を携帯すること、ゴミは持ち帰ること、を告げられた。とっても親切なのだが、窓を叩くのが乱暴なのと、声がやたら大きいのでちょっと引いてしまった。
車内で夕食をとる。夏だというのに車の外はとても寒い。長袖を着ていても寒いほどだ。暑さに悩まされることもなく安心して眠れそうだ。