草津温泉では、数年前に入った「大滝乃湯」に入る。大滝乃湯は、去年入ろうとしたのだが、駐車場が満車で入れなかった温泉だ。時刻はまだ8時40分。今日は早い時間なので、駐車場は空いていた。妻と子供は車内で待っていてもらって、その間に入ってくることにする。
看板によると、大滝乃湯は営業開始が午前9時。一瞬びくっとしたが、すでに人は入っている。
朝早くの風呂なので、人はそう多くはない。とは言え、温泉では朝風呂というニーズもありそうなので、もし午前7時とかからオープンしたら、それなりに人も来そうな気もする。
草津なので当然だが、お湯は掛け流し。新鮮なお湯が湯船にどばどばと注がれていた。大浴場は太い梁がめぐらされた高い天井で浴槽が広くて気持ちいい。
ここの名物は、湯治法のひとつ、温度の違う浴槽をめぐる「合わせ湯」を体験できる内湯。壁、床、湯船がすべて木造の浴場に1人〜数人入れる浴槽が5,6個あり、順番に入って行くという入浴法だ。一番ぬるいもので40度、一番高温のものは46度となっている。46度のものはさすがに入れなかったので、45度のものに入ったが、微動するだけで熱さが伝わってくるほどだった。
大浴場のほうは適温。草津独特の硫化水素臭のするお湯は、湯口では透明だが湯船では少し白っぽくなっていた。温泉分析表によるとpHは1.9。レモンがpH2.5程度だからその酸っぱさは並大抵のものではない。我が家の草津温泉ハップのノリで顔を洗ってみたら、酸っぱさで目が開けられなくなってしまうほどだった。だが、そのおかげで、顔はツルツル。「なんとなくツルツル」ではなく、明らかにひと皮剥けている。とんでもなく酸性なお湯だ。