夕方になって、玉川温泉に到着。玉川温泉は、今回の旅行の中でも最も楽しみにしていた温泉のひとつだ。
玉川温泉をすごいと言わずとして、どこの温泉がすごいと言えよう。
pHが1.2、塩酸が主成分という強酸性温泉。レモンよりも、酢よりもすっぱいものすごい酸度だ。
しかも泉温が98度という源泉の湧出量は、なんと毎分9000リットル。田沢湖を魚の棲めない死の湖にしてしまうほどの毒水だ。あまりの毒なので、中和処理場まで設けられているほどだ。中和には1日あたり30トンもの石灰を要しているという。
しかも、玉川温泉は、癌をも治すという効能が人気に拍車をかけている。医者が見離すほどの末期の癌でも、玉川温泉で湯治をしたら直ったという話が多々あるとのことだ。玉川温泉では、岩盤浴という熱が出る岩盤の上に寝そべる入浴法が人気なのだが、この岩盤浴をする場所では、天然ラジウム放射能を発する世界的にも貴重な鉱物「北投石」が産出するとのこと。この「北投石」は、世界でも3箇所にしか存在しないとても貴重な石で、国の天然記念物にも指定されている。その貴重性と効能ゆえか、北投石は、ネット上でもものすごい高値で取引されている。