少し時間が余ったので、岩手山へ行く。岩手山は、ついこの間まで入山制限が出ていた活火山。富士山に似たとてもきれいな形をした山だ。偶然案内板で見つけた、簡単に歩けそうな岩手山焼走りと呼ばれる散策路へ行く。
散策路の入口の駐車場は、岩手山焼走り国際交流村の駐車場と兼ねているためかなり広いのだが、車は停まっていない。いかにも車上荒らしにあいそうな危険な雰囲気だ。貴重品を持って、歩き始める。
階段を上ると、目の前に広大な荒地が広がってきた。溶岩が流されてできた不思議な光景だ。右手には岩手山を望むことがでる。周囲には木はほとんど生えておらず、黒っぽいごつごつとした岩だけがある。月や火星の景色はこんな感じなのだろうかと妻と話す。
草も生えないこの場所なのだが、なぜかカエルがたくさんいる。岩場は隙間が多いので、もしかしたら見えないところに水が溜まっているのかもしれない。
あまりにも同じような光景が続くので飽き飽きするのだが、ちょうど飽きた頃に看板があり、次の看板の予告がしてあるので、つい歩いてしまう。次の看板まで行ったら引き返そうと言いながら、結局終点まで行ってしまう。
終点からは一般道経由で駐車場に戻る。駐車場までの一周の間、誰にも会うことがなかった。
いよいよ帰宅だ。旅行の日程はあと1日あるのだが、夜に高速道路に乗れば深夜割引を利用できるので、今日中に高速道路に乗ることにする。地震の影響で閉鎖されていた東北道も無事開通しているようだ。
自宅までの距離は800kmほどなので、明日はいつもの旅行よりも早めに帰宅できそうだ。今晩は余裕があるので、少しでも高速料金を減らすために、下道を南下していく。走ったことのない道を走るのも楽しい。
夕食をとり、夜すっかり暗くなってから東北道に乗る。そして、SAで車中泊。