野沢温泉に来るのは2回目だ。前回は1年前のゴールデンウィーク。今回は普通の週末ということで、人出も前回ほど多くなさそうだ。役場横の無料駐車場に車を停めて歩き始める。
今回の目的は、「野沢温泉の外湯に入ること」。野沢温泉には13の共同浴場のがある。湯仲間というボランティア組織が交替で管理しており、無料で利用できる。前回入ることができなかった外湯を中心に回ってみることにする。
町役場から徒歩5分ほどのところにある熊の手洗い湯へ行く。共同浴場ということで、つくりはいたってシンプル。扉を開けると、ついたての向こう側はすぐに風呂場といった仕組みだ。脱衣所は、湯船のすぐ横にある。
湯船は2つ。片方は適温だが、もう一方はかなり熱め。だが、入れないほどではない。前回外湯めぐりをしたときは、熱くて入れるものではなかったのだが、今回は入れないほどの高温でもない。
いずれの浴槽にも源泉がこんこんと注がれている。お湯は無色透明だが、若干の湯の華が浮いている。若干の硫黄臭がするのが特徴だ。
続いて、熊の手洗い湯の近くにある上寺湯へ。
ここも扉を開けると、ついたても何もなしにすぐに脱衣所となっている。
湯船とはちょっとだけ段差があり、熊の手洗い湯に比べて脱衣所と風呂場の一体感は少ない。
湯船はタイル貼りで、木製だった熊の手洗い湯とは若干趣を異にする。
お湯は熱め。湯の華は浮いていないがにおいは熊の手洗い湯と同じだった。
本当は、もう少し湯めぐりをしたかったが、熱いお湯に入って疲れてしまったので、この程度にとどめておくことにする。前回野沢温泉に来た時、湯あたりで体調を崩してしまったので、今回はあくまで控えめにする。
急な坂道を上り、湯釜のほうへ行く。湯釜は、源泉を利用した共同の洗い場で、いくつものエリアに分かれた生簀のような場所にお湯が溜められており、地元の人が野沢菜などを茹でたりしている。いかにも温泉場らしい、珍しい光景だ。
湯釜を過ぎるとしばらくおみやげ物屋街が続く。野沢菜など野沢温泉名物が売られている店が両脇に並ぶ。それを過ぎると見晴らしのよい展望台が見えてくる。足湯をしながら景色を楽しめるという凝った造りだ。
そして程なくして、野沢温泉の外湯の中でも一番人気の大湯の前にたどり着く。大湯は前回も入っているので写真を撮るのみにして駐車場へ戻る。ちょうど昼時だったので、駐車場で昼ご飯を食べる。


