今日は朝から讃岐うどんの食べ歩き。事前に収集した情報をもとに有名店を巡ることにする。
まずは「がもう」。ここは住宅街の中にあるうどん屋でセルフとのことだ。


がもうへは去年来ようとしたものの、身内の不幸で直前で緊急帰宅を余儀なくされ、訪れることができなくなったという苦い過去がある。そのときに友人に教えてもらった場所がカーナビに登録してあったので、そちらへ向かう。
普通の住宅街を抜けていくと、あたり一面田んぼののどかな風景が広がってくる。と思ったら、田んぼの端っこのほうに駐車場があり、たくさんの車が停まっているのが見えた。それががもうだ。かなりわかりにくい場所にあるという事前情報の通り、かなりわかりにくいところだった。
朝早くなのに、駐車場にはすでに何台もの車が停まっていてすでに満車近い。近辺の道は離合困難なので昼時などは大変なことになるだろうと容易に想像がつく。
店舗は、とてもうどん屋とは思えない極めて簡素なもの。のれんがかかっていることでうどん屋だとかろうじて判別できるが、パッと見た目は農家としか思えない。
ドアを開けると、中ではもうもうと湯気が立ちこめる中うどんを茹でているおじさんがいた。そしてその脇には天ぷらが所狭しと並べられている。
セルフ讃岐うどんのデビューだったので、どうやって注文すればよいかよくわからず、とりあえず、前の人と同じように、そのへんにいる叔母さんに注文してみる。そしたら、うどんだけが入ったどんぶりをくれた。そこに好きな天ぷらを載せ、大きな鍋に入っている汁を大きなひしゃくですくって会計を済ませる。店内にはほとんど食べるところがなく、みんな外でうどんをすすっているので、我々もそれに倣う。
人の家の前でうどんを立ち食いしている光景は異様だ。しかも、食べている間にも次々と車がやって来る。かなり寒いということもあり、温かいうどんは体を暖めてくれる。味のほうは、歯ごたえがあるうどんだが、昨日の讃岐家と同じく、感動はそれほどでもない。一方、トッピングとして乗せたイワシのてんぷらは絶品だ。
食べ終わった碗は、これまた自分で洗い場へ持っていく。こういった風変わりな立地で、インパクトの強い建物のセルフうどん屋は、この近辺にしかないだろう。