
せっかく遠くまで来たのでということで、琴平近くの山内という讃岐うどん店へ行くことにする。繁華街から離れ、山のほうへ車を進める。小高い丘の上へ上っていくと、一軒の家がある。そこが山内だ。おおよそうどん屋にふさわしいとは思えない立地に、うどん屋とは思えない、ごくごく普通の農家が建っている。
まさに「農家の庭先」ともいえる場所に車を停め、お邪魔させてもらうと、中は意外と広く、座って食べることができるうどん屋だ。とは言え、施設はとても質素なもので、うどん屋とは思えないということには変わりはない。
ここはセルフではないが、カウンターで注文を告げ、出来上がった商品をもらうという点では普通のレストランとは違う。学食に近いような注文方法だ。
がもう、中村と巡ってきたが、ここのうどんが一番おいしいような気がした。
山内で小腹を満たした後は、小懸屋。小懸屋は住宅街の中にある。小懸屋近辺は、マニアからは「満濃トライアングル」と呼ばれる地帯で、交差点近くに3つのうどん屋がひしめいている。そんなことも知らずに、思わず別のうどん屋に車を入れてしまったので、Uターンする。
小懸屋では、カレーうどんと醤油うどんを食べる。話によると、小懸屋が醤油うどんの発祥の地なのだそうだ。
程なくして運ばれてきた醤油うどんに薬味の大根を思いっきりかけて食べる。ここはセルフ店ではなく、店構えもオーダー方式も普通のうどん屋なのだが、大根をおろすのだけはセルフ。1/4本の大根が出てきたが、全部すり下ろして食べてしまった。
カレーうどんのほうは、決して悪い味ではないのだが、期待していたほどではなかった。

次は、交差点を挟んで向かいにある長田うどん。立派な庭木があるうどん屋だ。駐車場誘導員まで出ており、人気の高さがうかがい知れる。
長田うどんは、注文こそカウンターで行うが、後は普通のお店と同じ。だが、席はとても窮屈で、座っている感じだと学食のようだ。
ここの名物は釜揚げうどん。そんなこともあってか、作るの+食べるのに時間がかかり、かなり待たされる。
ここの味も、やはり普通のうどん。おいしいのだろうけど、次第に讃岐うどんに食べなれてきたせいか、特に驚きはない。