
アンパンマンミュージアムは、この旅行で一番楽しみにしていた施設。アンパンマンの作者であるやなせたかしの生まれ故郷にある施設だ。
のどかな田園風景が続く道を進んで行くと、アンパンマンミュージアムが見えてみた。香北町は取り立てて何も目玉がないような村のような気がするが、アンパンマン人気のおかげか、なぜか駐車場周りは車でいっぱい。アンパンマンの人気の高さがうかがい知れる。
ちょうど目覚めた子供は、駐車場の看板を見てすでに興奮気味。車を下りても、あちこちを指差して、「アンパンマン、アンパンマン」と叫んでいる。
当たり前だが、周囲は子供連れが多い。中には、帰りがたいのか、泣きながら親に抱えられている子供などもいる。
まずは地下を見学。いかにも子供が興味を引きそうな展示がいっぱい。ジャムおじさんの家があったり、映像による展示があったりとさまざまだ。施設がすべて子供用に最適化されており、天井や開閉部がとても狭いので、あちこちで頭を打ってしまう。
続いて、エレベーターで4階に上がり、上から順に見ていく。アンパンマンの由来がやなせたかしの生い立ちと共に展示されていて、とても興味深い。また、やなせたかしが描いたアンパンマンの大きな絵が大人向けで、とてもかっこいい。
3階には、名誉館長のやなせたかしの部屋、2階には、アンパンマングッズの展示などがある。
全般的にかなり手狭なようで、充分に展示がされていないと思ったら、隣接する詩とメルヘン絵本館にも展示があるようだ。最初、詩とメルヘン絵本館は全く異なる施設だと思っていたのだが、こちらもやなせたかしやアンパンマンの展示が中心。こちらで、やなせたかしの著書を1冊購入する。
アンパンマンミュージアムの目の前にある、道の駅・美良布へ行くが、年末年始の休館日だったので、そのまま走り始める。
途中のスーパーで夕食を購入。年末なので、人の賑わいがスゴイ。鯖の姿寿司というこの地ならではのものをかう。そして、室戸岬へひた走る。
何度か休憩しようと道の駅に立ち寄るが、なぜか「テロ対策」を名目に駐車場がすべて封鎖されている。室戸市に入っても、室戸岬への道は封鎖されている。少し遠回りして別の道から岬を目指そうとしたが、こちらも封鎖。警察が厳重な警備をしている。その警察の人にとおれないか聞いてみたら、暴走族対策だという。地元車以外はすべて立ち入れないようにしているようだ。「ふーむ、石川県から家族連れで朝日を見に着たんだ。なら気をつけるように。」と言われ、通してもらう。「初日の出」の名所だとは、警察に言われるまで知らなかった。
「気をつけて」と言う言葉がかなり引っかかったが、朝まで警備しているということなので、逆に安全かもしれない。
岬周辺は、車中泊と思われる車がたくさんいる。キャンピングカーも多い。ちゃんと検問があったにもかかわらず、警察も頻繁に巡回パトロールをしている。これなら危険もなさそうだ。これだけの人気初日の出スポットなのだから、予定に入っていなかった我々も、明日は早起きすることにする。