六ヶ所村(2006年5月6日)

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原子力の村・六ヶ所村

 何もない、森が続くエリアを延々と走って、六ヶ所村へ。六ヶ所村といえば、原発関連施設がたくさんある村だ。
  そんなこともあってか、僻地なのに異様といえるほど町並みがきれいだ。大手企業の支社がきれいなのは当然として、道路などのインフラ、公共施設、そしてショッピングセンターもとても美しく、外国の町に来たようだ。
  そのショッピングセンターで買出しを済ませ、原発関連施設の広大な敷地をを横目に見ながら、六ヶ所村原燃PRセンターへ行く。施設は幾重にも塀がめぐらされ、中で何が行われているのかはよくわからない。

 原燃PRセンターは、子供が遊べる施設があるため、かなり混雑していた。遊びの中で原子力の有意義さと安全性をアピールするという趣旨だろう。中の施設をさっと見て、駐車場で昼食をとる。
  昼食後、六ヶ所村内にある六ヶ所温泉へ。
  途中の道の脇には、立派なグラウンドなどがあり、六ヶ所村の裕福さがうかがい知れる。六ヶ所村も補助金が出るとなれば何でも受け入れるし、国も補助金を出せばどんな施設でも造れる。そんなお互いの利害が一致してこんな村が出来上がったのだろうかなどと思惑をめぐらせてみた。

六ヶ所温泉

 六ヶ所温泉は、日本一掘削深度が高い温泉。
  建物自体はどこにでもありそうな平凡なもの。決して立派なものではなく、いたってシンプルなものだ。ただ唯一、「日本一深い温泉」というキャッチが建物に書かれているのが特徴的だ。

 番台で料金を支払い、脱衣所へ。脱衣所も、どこにでもあるような銭湯のような雰囲気だ。
  お湯は、茶色っぽい強食塩線。湯が浴槽から掛け流されており、あふれ出したお湯が、床の色を染めてしまっている。
  食塩もかなり濃いが、鉄分の濃さも容易に推測できるお湯だ。ためしに舐めてみたら、強烈な塩辛さと強烈な鉄分の味がした。

 外には露天風呂もある。浴槽が木で組まれている。囲いがされていて見通しがなく贅沢感こそないものの、人が少なく、かなりゆっくりとすることができた。

 ちなみに掘削深度は2,714メートル。温泉掘削時の櫓が建物隣に残されているので、写真を撮ってきた。

 浴後の感触は食塩泉らしくかなりべとつくもの。日本一深い温泉が、ただ深いだけではなく、非常に特徴的な泉質を持っているということに深く感銘を受けた。