霧降高原でニッコウキスゲを見る

 6時から子供に起こされる。7月とは思えないほどの寒い朝だ。心配していた走り屋も特に問題はなく、静かに眠ることができた。
  霧降高原はリフトに乗って上まで行き散策するのが常道ルートなのだが、リフトの営業開始は8時30分から。通常、山の施設は結構早くから営業するものなのだが、ここは結構遅い。

 駐車場でのんびりしていると、続々と人がやってきて山のほうへ入って行っている。リフトの横に登山道があり、リフトを利用しなくてもニッコウキスゲを拝むことができるようだ。せっかくなので、その山道へ行ってみることにする。

 だが、山道を進みだして100メートルもしないうちに、子供をおんぶしたまま転んでしまった。足元がぬかるんでおり、思わず滑ってしまい、ズボンが汚れてしまった。幸い子供は無事だが、これではとても危険だ。
  駐車場に戻りどうするか思索をめぐらせ、せっかくだが山を下りることにする。
  だが、5分ほど走ったところで、やっぱり見たいということになり、またまた駐車場へ戻る。そしてリフトの営業開始まで時間をつぶす。

 8時30分に近くにリフト乗り場へ行くと、早くも数十人の人が列をついている。そんな中、ゆっくりと係の人たちが来て点検を始める。
  リフトが運行を始めたのは8時40分頃。リフトはシングルのとてもゆっくりとしたものだ。妻が子供を抱っこしてリフトに乗る。それに続いて、自分もリフトに乗る。

 リフトから眺めるニッコウキスゲはとてもきれいだ。数は霧が峰や野反湖ほど多いわけではないが、まったく人が踏み入れることのない平原を真上から見るということは他の場所ではできないので、とても新鮮な気分だ。ニッコウキスゲの花畑が延々と続いている様子がとてもよく観察できる。

  次第にあたりには霧がかかり始める。リフトを降りる頃には、あたりはすっかり霧に囲まれていた。霧の中の草原というのもとても幻想的だ。周辺を散策し、さらにリフトを乗り継いで上まで行く。

  ここから1時間ほどトレッキングして下の駐車場へ戻るのがガイドブックの推奨ルートになっているのだが、子連れでしかも先ほど転んだばかりなので、リフトを下りて駐車場へ戻る。

奥日光へ

 駐車場へ戻り、霧降高原有料道路を下りていく。昨晩誰もいなかった料金所には予想通り人がいて、料金を取られた。
  日光市内へ行くと、突然渋滞が始まりだす。日光東照宮へ行こうとしている車の列だ。時刻はまだ10時を少し過ぎたところ。朝なのに、大変な人出だ。我々も日光東照宮へ行こうと思っていたのだが、どれだけ待っても埒があかなそうなので、日光東照宮へは行かずにそのままいろは坂へ。
  いろは坂の上りは2車線で走っていてとても気持ちがいい。かなりのワインディングロードなのだが、みんなかなりスピードを出している。
  いろは坂を上りきったところにあるロープウェイ乗り場でいったん休憩。そして昼食をとる。
  昼食後、中善寺湖畔を走るがここもプチ渋滞。華厳の滝を見るための駐車街が渋滞の原因のようだ。華厳の滝を越えると、急にスムーズに動き出した。