姥湯温泉

 続いては、さらに奥にある、姥湯温泉・枡形屋へ行く。

姥湯温泉・枡形屋

 滑川温泉からさらに7kmほど進むのだが、滑川温泉から姥湯温泉までの道のりは、大変厳しいものがある。何しろ、つい数年前まで、スイッチバックで上らなければならない箇所もあったようだ。

  現在は、道路改良が施され、スイッチバックこそなくなっているものの、切り替えししないと上れない急カーブやタイヤが空転してしまうほどの急勾配があり、山奥の秘湯へ行くんだということを走りながらも実感できる。一番急な坂は勾配が22%もあるほどだ。
その山道の最奥に、姥湯温泉・枡形屋がある。

日帰りで入浴可能なのは、露天風呂のみ。混浴露天風呂と女性専用露天風呂だ。
かなりの秘湯ということで混浴でも女性が半分ほど。お盆なので人が多いと思いきや、余裕を持って入れる程度の客入りで湯船を独占している時間もかなりあった。

 深い渓谷の上流に源泉があり、源泉からはお湯を冷ますための湯樋を伝ってお湯が流れてきている。そのお湯が掛け流しで浴槽にドバドバと注ぎ込まれている。
  あまったお湯はそのまま川に流され、湯船のようになっている。立ち入り禁止の表示がありつつも、実際は湯浴を楽しんでいる人もいる。
  そちらは、川水と湯が混じっているということでかなりぬるめだが、夏なのでとても気持ちがいい。
  川は湯船の2〜3メートルほど下にあるのだが、その谷から悲鳴のような声が聞こえてきた。
  「もしかして誰かおぼれているのでは?」と下を覗き込んでみたら、あまりの気持ちよさに雄たけびを上げているのと思しき女の人がいた。
  入浴可能な2つの湯船を交互に行き来して、それぞれのお湯を楽しむ。上の浴槽が源泉に近く、若干熱めとなっているようだ。
  いずれも10人ほどが快適に過ごせる規模だが、前述のとおりあまり人がいなかったので、大いに楽しむことができた。

 行きに通ってきた細い道を降り、米沢市街へ。
  そして、米沢の奥座敷と呼ばれる小野川温泉へ行く。

2006.08.11
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